Autodesk App Store Navisworks
プロフェッショナル開発者向け情報
このガイドは、Autodesk App Store でプラグインやその他のコンテンツ(無料版、試用版、有料版)を初めて公開する開発者やコンテンツ プロバイダを対象としています。このガイドでは、Autodesk App Store 向けの製品を作成する際にパブリッシャーが遵守すべきベスト プラクティスのガイドラインといくつかの要件を概説します。これらのガイドラインは、Autodesk App Store のユーザーが Store から複数の製品をダウンロードする際に、一貫した体験を提供できるようにするためのものです。Autodesk Navisworks® Manage と Autodesk® Navisworks® Simulate は、Autodesk App Store で提供されるアプリをサポートしています。アプリは、.NET API プラグインと Nwcreate プラグインの両方の追加に使用できます。
プロダクション アプリは、アプリを Autodesk App Store に申請した後に作成される MSI インストーラとして提供されます。ただし、インストーラの動作をシミュレートし、成果物をディスク上の適切な場所にコピーすれば、アプリをテストすることは可能です。登録は不要です。ここでは、.NET API プラグインを含むアプリの作成方法を説明します。
要件
前提条件
- 登録不要のメカニズムは、Navisworks 2015 以降で機能します。1 つのリリースの .NET API は、1 つのメジャー バージョン内でのみ互換性があります。したがって、アプリケーションで複数のリリースをサポートする場合は、各バージョンの .NET API でバイナリをコンパイルし、まとめてパッケージ化する必要があります。以下の手順は、対応するバイナリの指定方法を示しています。
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Microsoft Visual Studio 2017 以降と、Navisworks® 2018 以降のバージョンでは .NET Framework = 4.7、Navisworks® 2024 バージョンでは .NET Framework 4.8 が必要です。
ユーザー権限
ストア アプリの既定のユーザー権限は、Windows 7/8.1/10/11 管理者ユーザーです。インストーラの実行には、管理者権限が必要です。
フォルダーとファイル
場所
Autodesk アプリケーションの読み込みには 2 つのルート フォルダーがサポートされています。これらのフォルダーを使用するのは Navisworks だけではないことにご注意ください。すべての Autodesk 製品がこれらのフォルダを共有します。
ユーザー毎のルート フォルダ:
- %APPDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins
マシン毎のルート フォルダ:
- %PROGRAMDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins
ユーザー毎フォルダにインストールされるアプリはそのユーザーしか利用できませんが、マシン毎のフォルダにインストールされるアプリはすべてのユーザが利用できます。
バンドル
上述のルート フォルダーのいずれかに、末尾が .bundle となる固有の名前を持つフォルダを作成する必要があります。このフォルダーには、PackageContents.xml という名前の構成ファイルを直接配置する必要があります。また、成果物を置くための Contents サブフォルダーも必要です。
したがって、最小限の「開発」インストールは次のような 2 つのファイルを持ちます。:
- %APPDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins\ADSK.MyApp.bundle\ PackageContents.xml
- % APPDATA %\Autodesk\ApplicationPlugins\ ADSK.MyApp.bundle \ Contents\ v14\ ADSK. MyPlugin.dll
注記:
- ここでは、Navisworks 2023 のみのバイナリを含むバンドルを対象としています。v20 は、2017 の .NET API でコンパイルされたバイナリを展開するサブフォルダの名前です。2024 のバイナリであれば、v21 のように設定します。
- 実際のインストールでは、ドキュメント、アイコンなどが含まれるため、3 つ以上のファイルが必要になると考えられます。
- 実際のインストールでは、ADSK を自身の ADN 開発者 ID に置き換える必要があります。この ID には、ドメイン名を逆さにしたもの(例: com.autodesk や uk.co.autodesk)を使用することをお勧めします。
- フォルダ名は、すべての Autodesk バンドルで固有である必要があります。最初は、自身の開発者 ID を接頭表記として使用することをお勧めします。
- インストールする各 DLL の名前は、Navisworks の実行セッション内で固有のものである必要があります。Navisworks によってインストールされる DLL や、他のアプリによって提供される DLL と競合しないようにします。最初は、自身の開発者 ID を接頭表記として使用することをお勧めします。
構成
NWcreate ‘File loader’ のサポート
コンポーネントでは、DLL が NWcreate スタイルの 'File loader' であることも指定できます。これをおこなうには、AppType="NativeLoader" を使用します。
プラグインを使用して F1 キーでヘルプをポップ アウト表示する開発者向けの情報: 現在、Windows API で F1 キーに連結して、独自のヘルプ ページを表示する方法があります。
追加情報
ADN チームは、Autodesk App Store でのパブリッシャーとしての成功を支援します。本ガイドラインおよび Autodesk App Store Publisher Center のその他のドキュメントをご確認の上、ご不明な点がございましたら、appsubmissions@autodesk.com までメールでお問い合わせください。