株式会社 安井建築設計事務所

ビル運用をデジタル化

建設
施工
1924年創業の安井建築設計事務所は、日本最大手の建築設計事務所のひとつである。建築設計、エンジニアリング、都市計画を専門とし、300 名を超える社員の半数以上が建築士資格を所有している。 同社は創業以来、品質を重視した建築設計に取り組んできた。 すぐれた建築はすぐれた設計プロセスから生まれる。そしてビルディング インフォーメーション モデリング (BIM) はその鍵となると考えている。

Challenge

建物の設計・施工コストを重視するビル オーナーは多いが、建物のライフサイクル全体で見ると、運用と保守管理 (O&M) にかかるコストは、平均して初期費用の4倍にもなる。 そこには、ビル管理が断片化されているなど、さまざまな要因がある。ビル オーナーと関係者の情報共有を迅速に行う方法がないことも要因の 1 つだ。 エネルギー効率の悪さも維持管理コストがかさむ一因となる。さらにいくつかの調査によると、不快指数、二酸化炭素量、照明、その他のビル内の環境が、オフィスの生産性に悪影響を及ぼし得ることが明らかになっている。 こうした問題を認識した安井建築設計事務所は、ビル管理の最適化と環境負荷の軽減を実現しつつ、顧客のビル運用・管理コストを削減するという取り組みに乗り出した。

How 安井建築設計事務所 solved it with Forge

こうしたさまざまな課題を解決するために、安井建築設計事務所は建築情報マネジメントシステム「BuildCAN」を開発した。 BuildCAN は、ビルの設計・施工用に作成された BIM モデルのデータを利用して、ビルの各所に設置されたいくつもの IoT センサーから情報を取得する。 収集したデータは Forge プラットフォームを利用して、3D モデル上で視覚化する。 関係者は、この 3D モデルを利用して、ビルのライフサイクル全体にわたって運用状況を簡単に監視できる。 ビル オーナーや運用関係者は、照度や温度、湿度、不快指数に関する情報を簡単かつ迅速に共有でき、ビルに非効率な点があればすばやく見つけて対処し、オフィスワーカーができるだけ快適に過ごせるように調整できる。 BuildCAN の活用方法には、次のようなものがある。

  • 二酸化炭素量を監視し、空間のレイアウトや使用方法を最適化することで、オフィスで働く人々の生産性を高める。
  • 部屋にいる人の数と位置を放射温度センサーで検知して、適切な温度に調節し、空調を適宜停止して外気の通風による換気を行うことで、最大 60% の節電を実現する。*
  • BuildCAN のエネルギー解析で得られた情報を利用してエネルギー消費量と二酸化炭素の排出量を削減する。

*社内試験に基づく数値。

「Forge のプラットフォームを利用して BIM の活用をビルのライフサイクル全体まで拡大することで、当社が長年蓄積してきた建築、環境技術などの経験や知見を、建築設計とコンサルティング以外のさまざまなサービスにも役立てることが可能になりました。 Forge のおかげで新しいビジネス チャンスが開かれました」

安井建築設計事務所 執行役員 ICT 領域統括 / 繁戸和幸氏

BuildCAN

APIs and Services

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Data Management API
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Model Derivative API
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