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1996 年に設立された EarthCam 社は、Web カメラのコンテンツ、テクノロジー、サービスの分野における世界的なリーディング カンパニーです。EarthCam 社の提供する高解像度メガピクセル カメラや、プロジェクトの記録・監視・推進をサポートするソフトウェア「EarthCam」は、世界中の建設業界で広く使用されています。
複雑な建設現場では、問題の確認・記録・防止が困難になります。わずかな遅延やミスも、全体的なスケジュールや予算に影響を及ぼす可能性があります。そうした問題に気づかないままでいると、時間が経つほど問題はますます悪化してしまいます。
多くの施工会社は、高解像度カメラを使用して活動を監視しています。こうしたカメラからは膨大な量のファイルが生成されますが、多くの場合、これらの画像データは、ビルディング インフォメーション モデル(BIM)やその他の建設ソフトウェアと連携せず、別々に取り扱われています。
しかし、この視覚的なデータには、プロジェクトの進行状況に関する重要なヒントが含まれている可能性があります。 建築モデルどおりに設置されているか?専門業者が適切なタイミングで現場を訪れ、スケジュールどおりにプロジェクトを進めているか?正しい設備や資材が使用されているか?といった情報です。EarthCam 社は、リアルタイムの画像を他の建設テクノロジーとリンクさせて実用化する方法を模索しました。
同社は、高解像度の現場画像を 3D 建築モデルや施工ソフトウェア管理ツールと統合しました。また、正確なジオメトリを使用して、ライブ画像や進行状況の履歴画像を提供する施工現場のカメラとモデルの位置合わせを行いました。撮影された映像と写真は、Autodesk Construction Cloud および BIM 360 の API を介してオートデスクのクラウド プラットフォームに表示されます。これらの API と Viewer と組み合わせることで、AR(拡張現実)体験の基盤を構築しました。
EarthCam で撮影された画像を、建物内部および外部のモデルと重ね合わせることで、竣工現場の現況と設計をリンクさせ、進行状況を示し、エラーを検出することができます。この新たなソースから取得したドキュメントに、マークアップや注釈を追加して Autodesk Build や BIM 360 に送信できます。こうしてデータが接続されたことで、分断されていたデータ ソース間で生じる問題が低減しました。また、これらの API では、ユーザーが Autodesk Build または BIM 360 を使用しているかどうかを検出し、ユーザーによる追加入力の必要もなく、プロジェクトのリストを提供できます。
さらにセンサー データを統合することで、これらのデータはライブのデジタル ツインとなります。プロジェクト メンバーはこれを利用して、環境センサーで気象条件を監視したり、AI のオブジェクト検出機能でチームや機器の安全性を追跡・監視したり、過去の履歴データを参照してコンクリートの打設条件の解析などを行い、意思決定に役立てたりできます。このように、EarthCam と幅広い機能が統合されたことで、施工現場の過去・現在・未来の状況を視覚的に把握することが可能になりました。
Autodesk Construction Cloud の統合に関する資料や、EarthCam へのお問い合せについては、ここをクリックしてご確認ください。
「まるでモデルの中を歩いているかのように、リアルタイムのライブ映像を見ることができます。これはハードウェアのカメラだけでなく、EarthCam のソフトウェアによって実現しました。こんな世界を実現できたのは、オートデスクとのパートナーシップのおかげです」 - EarthCam 新事業担当 VP/Lisa Kelly 氏
「EarthCam のおかげで、プロジェクトの 3D モデルをカメラの映像と統合し、AR で確認できるようになりました。AR の映像に、進行状況や今後の作業予定などが表示されます」- Zachry Industria 社/Thomas Dansby III 氏